観光地に関する重要統計である観光入込客数を知ろう

観光地の活性化を考えうえで、最も重要な統計指標として「観光入込客数」があります。

従前は都道府県をはじめとする自治体がそれぞれ独自の手法により調査・集計されており、年度集計・暦年集計の違いや、実人数と延べ人数の違いがあるなど、異なる自治体相互のデータの比較ができませんでした。観光立国を目指す中で、この統計の整備を行うべく「観光入込客統計に関する共通基準」が平成21年12月に策定され翌年の4月より調査が開始されました。(平成25年3月に一部運用改定)。この共通基準においては観光入込客とは、「日常生活圏以外の場所へ旅行し、そこでの滞在が報酬を得ることを目的としない者」としており、観光入込客数とは「都道府県の観光地点を訪れた観光入込客をカウントした値」としています。例えば、1人の観光入込客が当該都道府県内の複数の観光地点を訪れたとしても、1人回と数えることとなります。尚、ここでの観光地点とは、①非日常利用が多い②観光入込客数が適切に把握できる③前年の観光入込客数が年間1万人以上(もしくは、特定の月が5千人以上)の3つの要件を満たした観光地点及び祭行事・イベントとなっており、客観的に精度が高い数値となっています。

この観光入込客数の動向を把握し、他地域と比較することで、当該地域の観光地としての動向を把握することが可能となるのです。