地方空港国際線の発着タイムテーブル、減便・増便の動きは要チェック

インバウンド団体ツアーの動向は、
地方空港国際線の発着タイムテーブル、便数の影響を受けやすいので、
最新の動向は常にチェックする必要があります。

インバウンド団体ツアーは、数年前までは訪日外国人数増加をけん引し、
宿泊、買物など国内経済へも少なからず貢献してきました。
ところが、最近は旅行形態が団体から個人へのシフトが進み、
いわゆるFITが増加しています。

では団体ツアーがすべて無くなったかと言うと、そうではなく、
今もしっかりと存在しています。
出発国の旅行会社に申し込めば、航空券、日本での移動、宿泊、食事など
すべて手配できる気軽さから、一定のニーズはあるようです。

ところで、地方空港には韓国、中国、台湾といった
東アジア諸国・地域を結ぶ路線が多く設定されています。
主にインバウンド側のエアラインによる運航です。
地方空港のホームページを開くと、
運行曜日やタイムテーブル(日本側への到着時刻、日本からの出発時刻)を確認できます。
エアラインは1週間当たりの便数とタイムテーブルをどのように決めるのか。
基本的には需要予測を基に決めます。
本国のビジネス客、観光客の需要がどの程度あるのか、
日本側のビジネス客や観光客の需要はどうかと言うことです。

十分な需要があると見込めば毎日就航するかもしれませんし、
需要のボリュームが小さければ週2便・3便といった運航も考えられます。
また、本国の需要が大きければ、
午前中に日本に到着し、午後に出発するインバウンド型タイムテーブルになるでしょうし、
日本側の需要が多ければ、夕方または夜に日本に到着し、
翌朝出発するアウトバウンド型タイムテーブルが考えられます。

地方の事情によって、便数、タイムテーブルは様々ですが、
実はこの路線を使って、団体ツアーのインバウンドが入ってきています。
団体ツアーとしては、同じ滞在日数でもできるだけ滞在時間が長くなる
インバウンド型の方が魅力は高まります。
したがいまして、アウトバウンド型は敬遠される可能性が高くなります
(もっとも格安ツアーとしての設定も考えられますので、一概には言えませんが)。

皆さんのエリアにある空港の国際線便数やタイムテーブルは
どのようになっているでしょうか。
もし、アウトバウンド型の場合、観光面の魅力を洗い出し、
その魅力を高め、エアラインにアピールする必要があるかもしれません。

また、周辺の空港でインバウンド型が設定されている場合は、
広域観光圏として連携していくことで、
入込数を増やすことができるかもしれません。

エアラインも商売ですので、需要が見込めると理解すれば、
増便やアウトバンド型からインバウンド型へのタイムテーブル変更を実施するかもしれません。
国際線の発着タイムテーブル、便数の動向には目が離せません。