限られた予算をうまく活用して露出を増やしている自治体「白馬村」

2017年9月のコラムにて、少ない観光予算にも関わらずメディアなどへの
露出度が高い「白馬村」の事例をご紹介しました。
では、一体どうしてそのような事が可能なのか、
本コラムではその理由を明らかにしていきます。

ポイントは2点あります。
1点目は、スキーリゾートを楽しむターゲットを明確にしたことが上げられます。
白馬村には様々なタイプのスキー場があるため
あらゆるタイプのスキー客を取り込むことが可能です。

その中でも昔スキーを楽しんでいた客層で
今は子供のいる親子を誘致することに重点を置いています。
さらに、オーストラリアを中心とした外国人の取り込みに注力することとしたのす。
このようにターゲットを明確にすることにより
何を訴えればそのターゲットに響くのか、
焦点が絞られるため訴求力が高まったと考えられます。

2点目は、連携する機関と役割分担を明確にしたことが上げられます。
まず行政である白馬村観光課が観光計画や観光関係予算の策定、
公的な観光施設の管理、参加型スポーツイベントの開催運営をおこないました。

白馬村教育委員会スポーツ課がスポーツ施設の管理や
観戦型スポーツイベント企画運営を、
また、官民一体となった組織である(一社)白馬村観光局が、
国内外からの観光客の誘致・プロモーション等、観光振興・観光推進事業を中心となって行ってきました。
白馬村が中心となって、行政が予算をつけ、
(一社)白馬村観光局がプロモーションを行うなど役割分担が明確であり、
行政が観光局の事業をサポートするなど
連携をとりながらスポーツツーリズムを推進しています。
この観光局はオーストラリアを中心とし外国人観光客の取り込みも行っています。

このように、狙うべきターゲットが明確であることと行政が予算をつけて、
関連団体と連携しながらそれぞれの役割分担を行っていることから
予算を効率的に活用して入込数を増やすことが可能となったと考えられます。